久しぶりのブログ投稿です。実は、私自身が親の介護に直面していて、いろいろ現場の勉強をさせていただいています。仕事と育児、仕事と介護、仕事と治療、など様々な両立がありますね。今回は、その中で仕事と介護の両立についてご説明してみましょう。

Q:先日、自分自身の親が、自宅で転んで骨折してしまい、一気に介護が必要になりました。幸い、近くに私の兄が住んでいて、対応してくれて助かっているのですが、この件で、人事労務として、仕事と介護の両立支援について勉強しておきたいな、と思いました。
A:そうですね、育児は、おめでたがわかって時が来ると生まれてくるので、仕事と育児の両立の準備がしやすいけれど、親御さんの介護は突然やってくるので、労働者もその方が働く会社も、本当に大変です。事前の環境整備が大切ですね。介護離職防止の為に、経営者や人事労務ご担当者様には、ぜひ頑張っていただきたいです。

Q:でも、事前の環境整備って?イメージがしにくいです。
A:厚生労働省のサイトによくできた動画がありますから、ぜひご覧になると良いですよ。 厚生労働省 仕事と介護の両立支援 

Q:こんな動画があるのですね?知りませんでした。
A:そうなのです、そして、これらの動画でも伝えているように、介護が発生する前に、労働者も上司も経営者や人事労務担当者も介護が発生した場合についてシミュレーションしておくことがとても大切です。具体的には、社内アンケートで社員の皆さんの状態について把握したり、就業規則や育児介護休業規程を定めたり、意識啓発のための社員研修をしておくことがお勧めです。

Q:素敵ですね。ただ、制度設計や社員研修について、専門家に頼むとお金もかかりますね。
A:そうですね、ただ、例えば、要件が該当すれば、厚生労働省の両立支援等助成金の介護離職防止支援コースの介護両立支援制度 28.5万円などが活用できるかもしれません。

親御さんの介護は、会社の屋台骨として活躍する40代以上の労働者を突然に襲う、労働者にとっても会社にとっても大変悩ましい問題です。経営者や人事労務担当者としては、ぜひ情報収集と情報提供に努めてくださいね。