2022年度の年度更新における雇用保険の概算保険料額の算出について

2022年度の雇用保険料率は年度途中に変更があるため、会社のご担当者様にとっては例年にはない対応が必要とされています。実務面では、10月に従業員の給与から控除する雇用保険料率の変更だけでなく、労働保険の年度更新の概算保険料額の算出においても注意が必要です。

年度更新は、2021年度の賃金総額から2021年度の確定保険料額を算出するとともに、2022年度の概算保険料額も計算しなくてはなりません。

2022年度の概算保険料額は、年度途中で雇用保険料率が変わることになるため、「確定保険料・一般拠出金算定基礎賃金集計表」(以下、「集計表」という)に雇用保険料率の適用期間ごとに算定内訳のが設けられ、期間ごとの概算保険料額を各欄を記入することになっています。

令和4年度の集計表の様式は、厚生労働省ホームページの「労働保険関係各種様式」で公開している「令和4年度概算保険料(雇用保険分)算定内訳」を利用してください。

そろそろ労働局から年度更新のお手紙と申告書が届く時期です。
詳しくは、同封されている「労働保険 年度更新申告書の書き方」にも記載方法が載っておりますのでご確認くださいませ。