ワクチン接種を受けない社員が居たら
地方自治体から、64歳以下の方にもワクチン接種券が届き始め、ぽつりぽつり「接種を受けないという社員がいるのだけど・・・」というご相談が出てきました。各自治体は当面、供給されるワクチン量が減少すると発表している中ですが、私の考えを述べます。
まず、会社は接種を強制することはできないと私は考えています。
受ける受けないの判断は本人の自由です。また、アナフィラキシー(激しい副反応)が出ることが予想される人は受けたくても受けられません。
とはいえ、会社として事業の継続の為にワクチン接種率100%を謳いたい部分もありますよね。特に、医療・福祉・介護・飲食・販売・・人と人が対面でやり取りする業種の会社はそうだと思います。
対策としては、「接種を受けない」という社員がいたら、受けない理由を聞き、「何となく不安」な場合は、判断の根拠となる情報を提供して、よく考えていただくのがお勧めと思います。そのための国のサイトをご案内しますので、情報提供にお使いください。
首相官邸の「ワクチンについて」のサイト
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html
中にわかりやすいリーフレットがあります。
https://www.kantei.go.jp/jp/content/000085235.pdf
また、厚生労働省の新型コロナワクチンQ&A
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/
それでもワクチン接種をしない従業員に強く接したりしないようにしてください。ハラスメントに繋がってしまいますから。
また特に、2回目のワクチン接種後は副反応が強く出ますそうですから、業務のシフト組みなどを、あらかじめ勘案することも大切ですね。
何かご不安の点がありましたら、お気軽にご相談ください。