在宅ワーク者用賃金制度

新型コロナウィルス感染症の拡大による緊急事態宣言を受けて、弊所はスタッフを在宅ワークに切り替えました。

こういう環境は整えたいと前から思っていて、業務におけるペーパレス化を図り、同時に、セキュリティレベルの高いオンラインストレージやクラウドソフトの導入をしてきました。今までは、スタッフの誰かがオフィスに居り、誰かが在宅ワークをするという状況はあったのですが、いきなりスタッフ全員が在宅ワークに入り、3週間がたちました。そこで見えてきたこと・・・在宅ワークする女性

うちのスタッフは皆優秀ですが、それでもやっぱり少しずつ、「現場の臨場感」がなくなってきたと思います。在宅ワークボケっていうのかな?それをスタッフに言うとムッとしていましたが(笑)遠距離恋愛になって、熱量がだんだん薄れていくような感じに似ているかもしれません。

スタッフは最善を尽くしている、でも在宅ワークってそういうものなんだなと思いました。今後、もちろん「現場の臨場感」を共有する仕組みは模索していきますが、同時に、在宅ワークという働き方が長引くようならば、在宅ワーク者用賃金テーブルもあるといいかもしれない、と思いました。

仕事と育児・仕事と介護・仕事と治療の両立のために一定期間の在宅ワークを希望する社員がいた場合にも、出勤者用の賃金テーブルと在宅ワーク者用賃金テーブルを提示し、選んでいただくようにできるといいなと思います。

皆様の会社でも同様にお感じであれば、ぜひご相談ください。出勤者と在宅ワーク者の同一労働同一賃金に配慮し、しかも社員の「働きたい」という思いに配慮した仕組みをお作りします。