2019.8.1事務所通信8月号 平均寿命と健康寿命について
皆さんは「平均寿命」と「健康寿命」について考えたこととはございますか?
◆「平均寿命」とは?
調査年に生まれた0歳児(出生時)が何歳まで生きるか、という見方です。調査年に亡くなった平均年齢ではありません。
◆「健康寿命」とは?
要支援や要介護状態にならずに生活できるのが何歳までか、という見方です。
表:内閣府男女共同参画局HPより
女性のほうが、長生きで健康だ、と思っておりましたが、この表により、女性のほうが長生きですが、健康寿命は男女ともにさほど差がないのに驚かされました!以前は55歳定年でしたが、現在60→65と伸びてきて、そのうち70歳になるのでしょうかね?
ところで、人手不足の昨今、社長、管理部門担当者の皆様は従業員を何歳まで雇うのが正しい判断なのか?とお悩みではないかと思います。
もちろん、業種にもよりますので一概には言えないですが、弊所の考えとしてはリスペクトされて年を重ねてもバリバリ働くのも大切ですが、一定の年齢になりましたら、「高年齢雇用継続給付金」や「年金」をうまく活用しながら、後輩に席を譲り、フォロワーとして若い人材の育成に力を費やしていただくほうが、会社への貢献度は高いのではないかと思います。
サッカーチームで、20代後半の選手がメインでプレイしていると、うまく世代交代できていないのでは、今はいいけど今後が不安だな・・・と思いませんか?
会社も同様に、様々な年代の従業員が働いていることで、世代交代がうまくいっていて、今後が期待できるなと思われるのではないでしょうか。